こんにちは。はみだし公務員です。
みなさんは【お金】の勉強していますか?
現在、日本人でお金や資産運用についての勉強をしている人の割合は、全体の【2%】と言われています。
あなたがこのブログを見ているということは、その2%の中の1人ということです。
インフレリスク
日本は現在、低金利が続いており、赤字国債(国の借金)を発行し、中央銀行がそれを引き受けています。
これによって景気を無理やり回復させる、MMT(モダン・マネー・セオリー)と言って、債務返済にあてる貨幣を自在に創出できることから、自国通貨建であれば大丈夫という現代貨幣理論があります。
しかし、歴史的に見ると破綻していることがわかります。
第一次世界大戦の1920年代、バブルの崩壊によって日本に不況が訪れていました。
そこに関東大震災が1923年に発生し、さらに第二次世界大戦の影が忍び寄ってきます。
80年代には、バブルが崩壊した日本が東日本大震災でさらにダメージを負い、国債が大量に発行され中央銀行が受け付けました。
その結果、第二次世界大戦後の日本はハイパーインフレが起きます。
主要国でハイパーインフレを起こしているのは日本とドイツのみ。
日本が未曾有の経済危機に陥るとしたらハイパーインフレです。
日本の預金や債券は紙屑になります。
100万円でバナナ1本が買える。そんな時代の想像をしたことがありますか?
ではどうリスクヘッジすれば良いでしょうか。
株式投資
債券は単利なので元本にしか利子が付きませんが、預金は複利なので増えた金額にも利子が付きます。
しかし、先ほど述べたように日本は現在超低金利でほぼ利子はつきません。
一方で株式のすごい所は、配当を再投資すれば複利になります。
得た利益に利子がつき、その利子にも利子がついていきます。
米国株のインデックスファンド
そこで投資候補の一つになるのが、経済大国で人口が伸び続けていくアメリカ企業の株式【米国株】です。
アップル、マイクロソフト、テスラなど投資商品は物凄く優良な商品が、業界最安の手数料で日本の証券会社で注文できます。
アメリカの上場企業500社、S&P500指数に連動したインデックスファンドなど、自分の勉強した内容と取れるリスクを考慮して投資してみてください。
お金のルール
住宅ローンやマイカーローン、リボ払いで高級時計、レバレッジをかけて不動産を買うのは、全て借金で、うまく回収できる見込みはほぼないと言われています。
ちゃんと考えた上で、まずは投資のために借金をせずに軍資金を作ってください。
収支を把握する
そのために支出をカットして、収入と良いバランスで調整しましょう。
本当にいる・いらないを考えて不要なものは買わないでください。
金額が抑えられそうな契約は切り替えてください。
いきなりお金持ちになろうとしてもなかなか上手くはいきません。コツコツです。
先取りでお金貯める
給料の3ヶ月分を何かあった時のために貯めておきましょう。
私ならそれだけ手元に置いて、あとは全て投資で運用していきます。
全米株式もしくはS&P500インデックスファンド
アメリカ4000社の全部に投資するかアメリカ上位優良500社に投資するかの違いです。
S&P500は非常に厳しい審査の中選抜されているので、企業の入れ替え作業も自動的に行ってくれます。
S&P500に私は投資しています。
積立購入か一括購入か
積立の場合は「ドルコスト平均法」といい、定額で毎月買付ることで「低い時もあれば高い時も買える」リスクを分散した投資手法です。
軍資金がない方はどの道、まずはコツコツと積立ていければ良いと思います。
反対に軍資金がある方は、コツコツ積み立てるより一括で購入して長く保有する方が良いという諸説もあります。
いずれにせよ長く運用をすることが、重要です。
過去の成績を見ると、右肩上がりに利益が膨らんでいます。
今後そうなるとは限りませんが、過去のデータはひとつの指標になると思います。
私だったら・・・
給料3ヶ月分確保した上で、S&P500に全投資すると思います。
そこからまた働いて、何%かを積立ていくと思います。
10冊以上本を読みましたが、結論は至ってシンプルでした。
経済大国が潰れる時は世界が終わる時。これが私の結論です。
あなたはどうですか?大事なのは自分で考えることだと思います。
私は考えました。たくさん時間を使って考えました。
それが当たるか当たらないかはわかりませんが、生活費の3ヶ月ぶんはあるしまだ働ける体力もある。
もしダメになっても大丈夫です。
コメント